【もしもの時にどうすればいい?】飼い主ができること・すべきことを調べてみた

2018年6月23日

先日の大阪での大きな地震で被災された方にお見舞いを申し上げると共に、亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

日本は地震大国と言われていますが、いざ大きな地震が起きた時に何もできなかったり、どうすればいいのかわからなくなってしまうことがあります。

個人的なお話で大変恐縮ですが、飼い主は東京人ではありますが東日本大震災で親族を津波で失っています。なので、大きな地震が起きるたびに被災をされた方の生活の不便さだけではなく、余震への不安や悲しみなどなど・・・たくさんの感情がある中での生活は本当に当事者にしかわからない辛さがあると感じます。

そして私は喜右衛門と一緒に生活をし始めた年でもあり、防災意識を変える必要があると思っていた矢先の先日の出来事でした。

今回は犬や猫などの動物と共生をしている飼い主ができることややるべきことは何か。今回の地震を受けて色々調べてみました。

人とペットの災害対策ガイドライン

環境省のHPには、”人とペットの災害対策ガイドライン”が載っています。東日本大震災後に策定され、熊本地震後にさらに改訂をしています。

未曾有の災害で避難が必要な時はどのような行動をすればいいのか、そして避難をする際に必要な書類なども全て載っています。

人とペットの災害対策ガイドライン

 

災害時には「自助」が基本

災害に対しての対応の種類は、「自助(自分でなんとかする)」「共助(他者と協力し合う)」「公助(行政からの支援)」の3つありますが、まずは自助、次いで共助が基本であり、その上で公助を求めるという対応になります。

これはペットに対しても同じで飼い主自身がペットの安全と体の健康面を守り、適切な管理をする必要があるということ、そして自宅からの避難が必要な場合は「同行避難」を取ることが、ペットの安全を確保するために必要な行動であると定めています。

普段から災害対策をすることが大事

未曾有の災害時でも飼い主の指示でキャリーバッグ等に慣れさせたり、避難所生活になった場合に違う環境下でも落ち着いて過ごせるようなしつけなどを普段からしておくことが必要ですが、それ以外にもペット用の備蓄用品を備えておくこと、そして避難する場合のルートなどを確認しておくことが大切であるということも記載されています。

特に、避難先でペットを飼育することになった場合、様々な人と共同生活をすることになるので、興奮しすぎたり、逆に怖がりすぎてしまわないように、常日頃から適切なしつけをして飼い主の指示で動けるようにしておくことも大切ですね。

飼い主が行うべき行動とは?

飼い主が平常時にしておくべきこととして、以下のようなことをしておくと良いとされています。

・住まいや飼養場所の防災対策

・しつけと健康管理

・不妊・去勢処置

・鑑札、迷子札、マイクロチップなどによる所有者明示

・ペット用の避難用品や備蓄品の確保

・避難所や避難ルートの確認などの準備

・避難所以外の避難先や預け先の確保

・飼い主同士の共助のためのコミュニケーションと良好な関係の構築

・避難訓練への参加と家族単位の避難訓練の実施

・治療記録やワクチン接種歴などペット情報のまとめ

引用元:人とペットの災害対策ガイドライン

こちらを見て、何よりも飼い主とペットの信頼関係を構築して適切なしつけを日々行うことがとても大事だなと実感しました。

そして、喜右衛門はブリーダーさん経由で譲っていただいたため、マイクロチップの装着は飼い主の判断でする必要があります。こちらについても前向きに考えた方がいいなと思っています。

我が家で行なっている防災対策

地域やそれぞれの家庭によって異なりますが、我が家で現在行なっている防災対策に繋がるものをご紹介します。あまり役に立たないかもしれませんが・・・

まず、我が家は東京ですが、地域的には海沿いです。そして自宅がある地域は埋立地のため海抜は0.5mです。もし大きな地震の後に津波がくるとなると、高台はないので一目散に高い建物に逃げ込むしか術はありません。

このような環境下で喜右衛門を迎えたので、彼がやってきた時から訓練を兼ねて毎日行なっていることは、抱っこ紐やキャリーなどに必ず入れることです。

そして、基本的に車や自転車で移動をせず、徒歩で喜右衛門を抱っこもしくは背負って移動してます。日に日に体重が増加しているので重いのですが、毎日欠かさずやっていけば慣れるかな・・・いつか体重もストップするし。という言い訳を作ってやってます。

昨日の記事でご紹介した大きなキャリーリュックは、月に一度の動物病院の日にはこれに入れて歩いて行ってます。

このキャリーリュックは本当に快適のようで、すんなりと入ってくれるため、助かっています。住居にもなるくらいの大きさなのでこれは必需品だなと思っています。

そしてもう一つ別に備えていて現在練習中なのが、“K9スポーツサック”です。

バックパック型なので頭が出てしまうのですが、キャリーリュックを住居にした後、道路や通路を歩かせられない状態が続くことを想定して別個で用意しました。手を通すタイプのため、今はまだ嫌がってますが少しずつ入れるように毎日訓練をしています。

その他、人間用の防災グッズの中に犬用のフードやおやつを詰め込んでいます。ですが、基本的に避難をする時に人が持てる重さは6kg〜7kgほどになるそうで・・・。

「火事場の馬鹿力」とは言いますが、防災対策をすればするほど持ち物が多くなりつつあるので、もう少し軽量化できないか検討してみたいと思います!



災害時に活用できるアプリ”ドコノコ”

犬や猫などの動物を飼っている人同士が情報交換できるものとして、SNSが主流になっています。災害時以外にも愛犬家同士の情報を交換したりアドバイスをもらえたりするので私もよく利用しているのですが、災害時に活用できそうなSNSの中のうちの一つに「ドコノコ」というアプリがあります。

普段は投稿アプリとして使用するものなのですが、元々は迷子になった場合や災害時にも対応できる目的として作られたアプリのようです。

自分が住んでいる地域を登録しておくと、近所のワンちゃんネコちゃんがわかったり、自分の住んでいる場所の避難所もわかったりなどの機能があり、いざという時に近所の人や地元の人との情報が共有できると思います。

投稿時やプロフ画面で自分の地域がどこなのかは一切表示されないので、外部の人には知られないようになっていますので、こちらも登録する価値ありかもです!

ブックマークしておいた方が良さそうなサイト

災害時に慌てないためにも、災害用としてブックマークをした方が良さそうなサイトも探してみました。

環境省 人とペットの災害対策ガイドライン

一般財団法人ペット災害対策推進協会

地震情報サイト JIS ペットのための地震対策

災害動物医療研究会

中でも冒頭でもご紹介した環境省のページの中には同行避難登録や一時預かりをする場合に記載する書類類があるので、あらかじめ避難グッズの中にプリントアウトして記入して入れておくのもいいかもしれません。

常に防災への意識を忘れずに共生したい

お散歩中に抱っこやリュックに入れていると「重そう・・・」と言われてしまうことが多々あるのですが、飼い主の体力作りにもなるし、喜右衛門くんも嫌がって入っているわけではないので、とりあえず続けていこうと思います。

これで何事も起きない未来なのであればそれはそれで良いのです。しかし、大人になってから防災訓練や避難訓練をする機会はほとんどないので、常日頃の犬との生活の中で、できることをやって、もしもの時に備えることも飼い主としての責任だと思うので、続けていきます。

そしてそれぞれのご自宅でやっていらっしゃる防災対策などもぜひ教えていただければ嬉しいです!!!