飼い主がぶち当たる悩み、犬の去勢手術の是非。

※今回の記事は「保護犬以外の経由で我が愛犬を譲渡した場合」のお話になります。

「おむつを取ってくれ。邪魔だ」

 

スマホに保存している喜右衛門の過去の写真を整理しようと思って見ていたら、昨年10月の去勢手術後に帰宅をした夜の様子を写真におさめていました。

喜右衛門の場合、当初の予定では入院をする予定でしたが、先生と遊ぶわ、他に手術をした音お友達とわちゃわちゃ遊ぶわで元気爆発だったため、「元気なので入院は大丈夫です!」という連絡があり、入院はせずに日帰りに急遽変更となりました。

その後、喜右衛門は何事もなかったかのように病院から自宅まで普通に歩いて帰りました(抱っこやバギーでの帰宅を頑なに拒否笑)

そして翌日からは普通にお散歩をしておしっことウンチをし、ご飯もガツガツ食べるという何一つ変わらない日常で飼い主がずっと不安や心配ばかりしていた時間が全くの無意味でした。

 

これはあくまでも一例ですが、このように生命力が最強な柴犬も中には存在します笑。

 

犬友さんの会話の中で聞いた去勢手術のお話

 

喜右衛門にとっては「教育指導係」に当たるお兄さんの柴犬の子がいるのですが、普段は大人しくていい子。そしてドッグランで遊ぶのが大好きで頻繁にドッグランでお友達とわちゃわちゃしているのです。

いつものようにドッグランでお友達と追いかけっこをしていた時、同じドッグランにいた「犬コミュニティ集団」がその子を見て、

 

「おたくの犬、去勢してるの?」

 

と言われたそうです。

 

この質問の「言い方」はご想像にお任せします。

 

もちろんその子はその当時はまだ去勢はしておらず(見れば分かるのに・・・)、今後もする予定はなかったのです。

しかし、あたかも「ドッグランに来るなら去勢は普通してから来るよね?」と言わんばかりの言い方だったようで、ドッグランが大好きでお友達と楽しそうにしている我が子を見て、去勢手術を泣く泣く決断したそうです。

 

これは、「行ってはいけないドッグラン」の中で一番名前が出てくる場所での出来事だったようで、「なんだかなぁ・・・」と思いました。

 

喜右衛門は行ったことはないのですが、ここで遊んで手痛い思いをしている子やドッグラン恐怖症になった子の話が多くて、私が行政に意見書を出してしまったぐらいなんですね。それで何も変わらないかもしれないですが、都心部はドッグランの管理だけはかなり怠慢・ずさんな区が多過ぎ・・・。

 

愚痴はいいとして・・・。

 

犬を家族に迎えてから悩むのが、「去勢手術・避妊手術の是非」ですが、私もかなり悩み、動物病院を4件ほど回ってそれぞれの先生の見解を聞いた上で去勢手術の決断をしました。

 

最終的には飼い主の判断になりますが、この柴犬の飼い主さんとは逆で、私は「手術反対派」の飼い主さんから全否定の意見(というか感情論)をいただいたこともあり、立場は違えど「背景を知らずに攻撃的な言動はあんまりだよな」と感じました。

 

犬の去勢手術をする前に動物病院で言われたこと

 

去勢手術への見解は獣医師の先生によって違いますが、あくまでも私個人が聞いて回った時に共通して言われたことがあります。

 

・去勢をしたからといって何かが変わる(攻撃性)わけではない

・出産予定がないメスであれば病気の予防になるがオスの場合はそこまで期待できない

・オス/メス両方とも手術後は太りやすい

・幼児性が残ったまま成長をする

 

私としては「個体差による」とは思いますが、獣医師の先生方の見解の中で共通した意見を言われました。日本全国の先生に聞いたわけではないので、この意見とは逆の意見を持つ先生もいるとは思います。

去勢手術は「生殖機能を人的に失わせる」という行為ですから、自然のままを望む方や子供を望む方もいます。そして逆に「お友達と楽しく遊ばせたい」という理由の方など、様々な背景があると思います。

私も生後9ヶ月までずっと悩んだ上での決断でしたので、本当は自然のままで犬生を過ごしてもらいたいなという気持ちの方が強かったのは事実です。

 

喜右衛門の去勢手術を決断したきっかけ

 

手術翌日のもぎたての笑顔

 

私は去勢手術の是非については本当に心が擦り切れるほど悩みました。

ただ、最終的に決断をするに至った理由があります。

地方とは違い、ここは東京。しかも結構都心部。

人口めちゃ多い→公園でも公道でも散歩に行く常に半端ない数のワンコが散歩をしている→思わぬトラブル(メスの子に乗っかる、他のオスとの喧嘩)を避けたい→実際にこういうトラブルが散歩道で起きた過去の事例を聞く→喜右衛門が人間から理不尽に悪者扱いされて孤立するのを避けたい

という、いろんな状況、環境、そして他の子の話を聞いた上でギリギリまで決断を先延ばしにしていましたが、最終的には「喜右衛門が犬社会の中で孤独になってしまうこと」を避けたいのが一番の理由でした。

家庭犬の場合、人間の心無い態度で犬社会から孤立をし、最終的に犬自身の精神を壊しかねないなと。

 

柴犬=孤独が好きなわけではない

 

 

「柴犬」のイメージは、「孤高・孤独・厳格・頑固・自立心」という、「お堅い」イメージがありますが、「個体差」によって変わってきます。

喜右衛門は「寂しがりや・甘えん坊・人間好き・他の犬にフレンドリー・フレンドリーすぎて怒られる」という気質が去勢する前からあって、これはこの子の性格なんだろうと思っています。

一般的に「未去勢」の子は避けられやすいところがあると思うのですが、フレンドリーな性格の喜右衛門が「あの子は去勢していないから」というだけで避けられてしまうと逆にストレスになって問題行動を起こすのではないかと飼い主は判断しました。

正直、いろんな環境や状況の背景を知らずに「未去勢賛成」の意見をものすごく攻撃的に言われました。(ただの感情論だったのでスルーしたけど)。

去勢の是非はどちらも「人間目線」の意見に過ぎないこと、そして「終生飼育に対しての責任の持ち方」は飼い主それぞれなので、喧嘩腰に「こうあるべき」と言われた側の気持ちになって欲しいと、私は感じました。

 

そして、「そんなことならドッグランに行かなきゃいいじゃん」というのも全く見当違い。

もう・・・犬育の議論の中で「是非」だけで話をしてしまうと、自分の愛犬の存在を無視した人間同士の嫌〜〜〜な部分しか出ないだけなので、まずは「その物事に対する背景」を知ることなんじゃないかなと思います!!!

 

愛犬の去勢・避妊手術で悩んでいる飼い主さんへ

 

最近、喜右衛門よりも年下の子の飼い主さんも、「そろそろ手術をどうしようか考えている」というお話をよく聞きます。「した方がいいか否か」ということだけで決めるとどちらにしても必ず後悔すると思います。そして決断すらできないと思う。

私がずっとただただモタモタと悩んでいたぐらいなので。

もし、手術をしようか悩んでいる方が読んでくださっているのであれば、

 

・お散歩道の犬友コミュニケーション内で意見交換を必ずすること

・去勢・未去勢の子の割合が近所でどのぐらいいるのかを把握すること

・できれば複数の動物病院で相談をしてみること

 

などなど、「情報」に振り回されるのではなく、「質問をして意見」を聞いてから決断をした方が良いのかなと思います!

 

もしかしたら、喜右衛門が住んでいる地区の家庭犬の頭数が多いせいか、少し独特な空気が多いだけかもしれないですが、去勢は誰もが悩むと思うので、勢いで行う前にじっくりと検討した方がいいのかなと思います。

 


 

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